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退職代行利用者は本当にクズ?上司との価値観の違いに縛られる必要なし

退職を決めたら

2018年ごろから話題になっている退職代行ですが、未だに「退職代行を使うヤツはクズ」という声があります。

もしかしたらあなたの上司も「退職代行を使うヤツはクズ」という考えを持っている人かも知れません。

こんな方に向けた記事です。
  • 退職代行を使う基準を知りたい
  • 上司にクズと思われたくない

直接上司に退職の旨を、伝えようか迷っている方の判断基準になればと思い書いていますので、ぜひ最後まで読んでください。

この記事を書いた人
フミヤ

脱サラしたいと思い、2023年から正社員として働きながら複業Webライターとして活動中です。
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退職代行を使わざるを得ない状況を作った上司がクズ

画像:https://www.pakutaso.com/20230522139post-46950.html

前提として知っておいてほしいのですが、退職代行は利用しない方が良いです。利用せざるを得ないと判断したときにのみ使いましょう。

罪悪感を抱くかも知れませんが、退職代行を利用しようと考えているあなたは何も悪くありません

会社の雰囲気は上に立つ人が作っているものなので、部下が退職代行に連絡をする環境を作っているのは上司です。

そもそもなぜ退職代行があるのか?

あなたは、退職代行を利用することをネガティブに捉えているのだと思います。

ですが、どのような人が利用しているのかを知ると「自分も使うべきだ!」と考えるでしょう。

退職代行を使う人の考え方
  • 退職したい気持ちはあるけど言い出せない
  • 会社と関係を切って転職に臨みたい

「退職したい」と思い続けながら、会社を辞めずにいる人がすぐ今の環境から抜け出せるように退職代行はあります。

退職したい気持ちはあるけど言い出せない

あなたは、上司に退職の意思を伝えると、引き止められたり怒られたりする想像をしてなかなか言い出せないかも知れません。

実際、未だに「最初に入った会社は3年働け」という考えを持っている人はいます。

そういうときは、まず信頼できる同僚に相談をしてみてアドバイスや共感をもらうと良いでしょう。良い対処法が思い浮かぶかも知れません。

会社と関係を切って転職に臨みたい

度重なる長時間労働や嫌がらせで、転職活動がしづらいのも退職代行を使う理由に挙げられます。

自分に合わない環境で働きながらの転職活動はかなり難しいので、一度会社との関係を切るのは良い選択です。

前職を退職代行で辞めた事実は、自分から言わない限り転職先に伝わりません。気兼ねなく転職活動するためにも、退職代行は役に立ちます。

退職代行を使う人はクズだと思ってる人の特徴

画像:https://www.pakutaso.com/20211210351post-38084.html

上司や先輩が退職代行に対してネガティブな意見を持つのは普通です。

実際、上司に直接申し出る方が礼儀は尽くせますし、引き継ぎをちゃんとした方が後任がスムーズに業務に当たれます。それをせずに退職しようと言うのですから、ネガティブな感情を持つのは当然でしょう。

しかし、そういう礼儀や配慮は、その職場が礼儀や配慮のできる人たちで構成されている時に考えるべきものです。また、礼儀や配慮のできる人たちは他人のことを「クズ」などと評価しません。

ここでは退職代行を使われても仕方ない、「クズ」な上司の考え方についてご紹介します。

「クズ」な上司の考え方
  • 「クズ」な上司は、自分を感謝されるべき人間だと思っている
  • 「クズ」な上司は、必ず引き継ぎをしなければならないと思っている
  • 「クズ」な上司は、そもそも退職代行サービスを知らない

この3つの理由を解説していきます。

「クズ」な上司は、自分を感謝されるべき人間だと思っている

残念なことに、感謝されるべきなのは自分で、他人への感謝は形だけで良いなどと考える人が一定数存在します。

そんな人たちにとって礼儀は、相手に尽くすものではなく、自分に対して最大限尽くされなければならないものです。つまり、退職の申し出を直接してこないなんて無礼、恩を仇で返してきているなどと解釈するのです。

退職代行を使われたのは自分が原因なのに、それを退職者のせいにする。そんな上司に対して礼儀など尽くす必要はありません。

「クズ」な上司は、必ず引き継ぎをしなければならないと思っている

確かに、会社から見ると引き継ぎは必須でしょう。就業規則にもよく記載されています。しかし、引き継ぎをしなければならないと定めた法律はありません。

退職代行を使わざるを得ない状況にいるので、引き継ぎをせずに辞めてしまいましょう。

もし会社から連絡があったとしても、退職代行に任せれば問題はありません

そもそも会社側は、引き継ぎを強要することはできず引き継ぎをさせるために退職日を引き伸ばすこともできません。

「クズ」な上司は、そもそも退職代行サービスを知らない

退職代行は、あなたが退職する会社の人事部に連絡をするのですが、その人事部の方が退職代行というサービスがあることを知らない場合があります。

その場合、退職代行への理解が薄いため「社員に逃げられた」「退職に違法な手を使われた」と思いあなたに嫌がらせをしてくるかも知れません。

嫌がらせをされても、退職代行は法律に則った方法で対処をするので、安心しましょう。

退職代行を利用する際の判断基準

画像:https://www.pakutaso.com/20230527145post-47090.html

自分は退職代行を使うべきなのかな」と悩む場合の判断基準をご紹介します。

退職代行を使うべき人の特徴
  • 慢性的にハラスメントを受けている
  • ブラック企業に勤めている
  • 人間関係が悪い
  • 未払いの給料がある

もしこの判断基準を1つでも満たしているのならすぐにでも退職代行に連絡をしましょう!

慢性的にハラスメントを受けている

最近では、パワハラやセクハラ、モラハラなどいろいろな種類のハラスメントがあるなか「自分がされているのは、ハラスメントになるのだろうか?」と考えると思います。

職場におけるハラスメントの定義を3つにまとめました。

職場におけるハラスメントの定義
  • 優越的な関係を背景にした言動
  • 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
  • 労働者の就業環境を害される

具体的には、上司から殴られたり蹴られたりといった物理的な攻撃をされたり、他の従業員の前で大声で怒鳴ることや、上司から無視をされるといった精神的な攻撃です。

ハラスメント相談窓口がなく他の社員にも相談することができない場合は、一刻も早く退職した方が良いでしょう。

ハラスメントが横行する会社に未来はありません。

ブラック企業に勤めている

ブラック企業の定義は、以下の3つです。該当するものが1つでもある場合は、ブラック企業なので離れるようにしましょう。

ブラック企業の定義
  • 毎日残業が2時間以上ある
  • 年間休日が105日を下回っている
  • 退職届を出しても退職させてもらえない

働き方改革が推進されているのにも関わらず、ワークライフバランスが悪い会社が未だにあります。

一般的に見て毎日2時間(月に約40時間)の残業はストレスが溜まりやすいと言われています。

年間休日が105日を下回っていると、長期休暇はあるが週休1日の月があったり、逆に週休2日はあるが長期休暇がない場合があります。休暇の少なさも労働環境を悪化させる要因です。

今自分が働いている会社の労働条件を確認してみると良いでしょう。

人間関係が悪い

悪口を言い合ったり足を引っ張ったり、部署内での派閥があるととても働きにくくなりますよね?

そういった上司や先輩の姿を見ても尊敬できないと思います。

数年後に「自分も数年後にああなるのか」と落ち込んでしまうかも知れません。

実際、社員同士の悪口や足の引っ張り合いがない職場もあるので、今の職場の人間関係が悪い場合は一日でも早く転職を考えてください。

未払いの給料がある

労働基準法第24条で、1分単位であっても労働をしたのであれば、その分の給与を支払わねばならないと定められています。

ですが、給与計算を単純化させようと勤怠管理を15分や30分単位にしている会社があります。

もちろん遅刻や早退の場合でも、労働時間分の給与は1分単位で支払われなければいけません。

自分の会社が給与のカットをしていないかどうか、タイムカードと給与明細を一度確認してみることをおすすめします。

​​退職後しばらく働かず、給付金をもらって生活する選択肢もある

画像:https://www.pakutaso.com/20181026282post-17902.html

退職したあとすぐに転職をしなくてはと焦る気持ちもわかりますが、急いで転職する必要はありません

あなたのように心のダメージを負った方は、退職後の給付金を受けて、最大28ヶ月間働かずに生活できる可能性があります。

こちらでその方法を解説していますので、ぜひ一度ご覧になってください。

しばらく仕事から離れていると、「また働きたい」と思うときがきっと来ます。そのときが自然に来るまで、ゆっくり休みましょう

退職代行を使わざるを得ない人をクズと評価する人は忘れよう

未だに退職代行に対して悪い印象を持っている人はいますが、それは価値観の違いだと考えましょう。

価値観の違いを話し合いで解決しようとせず、自分の意見ばかりを主張してくる人がいますが、「そういう考えもあるんだな」程度にしておくことも大事です。

相手の意見ばかりに耳を傾けて、心身に不調をきたしてしまっては取り返しがつかなくなります。

逃げるが勝ち」ということわざがあるように、あなたを傷つける職場からは一刻も早く逃げ出しましょう。

退職代行を利用したいと思っているあなたは、クズでも非常識でもありません。

これから新しい一歩を踏み出せるよう応援しています!

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