「仕事を辞めてしばらく休みたいけど、お金が不安で休めない」「退職後に社会保険を28ヶ月受給できるって聞いたけど、どうやったらいいのかわからない」そんな悩みを抱えていませんか。
ここでいう社会保険とは、健康保険の「傷病手当金」のこと。最大18ヶ月受け取るための流れを13の手順に分けて解説しています。
「やることが多いな」「自分でできるかちょっと不安だな」と思われたなら、こちらのボタンを押して無料の相談へ進んでください。
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あまりにも長くなってしまったので、読みやすくするため前半と後半に分けました。ぜひ最後までお読みください。
社会保険給付金を自分で申請する手順の全体像(前半)
さて、本題に入りますが、長くなりますのでまずはイメージからざっくり知っていただきましょう。やるべきことは退職前からあります。
この記事ではここまで。数で言えば後半の方が多いのですが、やることは前半の方が複雑で多いです。
もしもあなたが既に退職しているなら個別のケースになります。まだ受給できる可能性はありますので、プロに無料相談しましょう。
社会保険給付金を自分で申請するために知るべき、受給できる条件
具体的な手順に入る前に、傷病手当金を退職後に受給するための条件をあらかじめ知っておきましょう。
傷病手当金を受給するには、以下4つの条件を満たさなければなりません。
上記の4つは傷病手当金を受給するための条件ですが、退職後にも継続して受給し続けるにはあと2つの条件を満たさなければなりません。
これら6つの条件を頭に入れて、ここからの手順を見ていきましょう。
【社会保険給付金を自分で申請する手順1】医師に診断書をもらう
最初の大きなハードルです。働きながらいい病院、いいお医者様を探すことになります。
私の場合はコンシェルジュにサポートしてもらっていたので、「この3つの病院へ行ってください」と提案されました。探す手間が省けた上、初診で診断書を書いてくれたのでとても楽でした。
退職予定であることを話すと難色を示す医者がいるらしいので注意して相談しなければなりません。
この手順が必要な理由:働けない病気になってしまった証明をするため
【社会保険給付金を自分で申請する手順2】定期的に通院する
お医者様の言うことを聞き、お医者様の指示する期間で通院しましょう。薬を出されたならちゃんと受け取り、服用しましょう。
お医者様に話す内容は、会社などでの辛かったことや納得できなかったことで十分です。「なぜそれを辛く感じるか」を優しく解説してくれます。
通院の間隔は長くても1ヶ月までにしましょう。あなたに回復した実感がないのに「回復した」と判断されると受給できなくなってしまいます。
この手順が必要な理由:積極的に治療の努力しているとお医者様に判断してもらうため
【社会保険給付金を自分で申請する手順3】退職届を提出する
診断書を書いてもらって、定期的に通院が始まったなら、会社に退職の意思を伝えましょう。
自分で伝えるのであれば、上司か社長に面と向かって退職届を手渡しましょう。机に置いただけでは書類に埋もれてしまい、ちゃんと伝わらない可能性があります。
自分で言えない環境であれば「退職代行」を使うのも一つの手段です。
この手順が必要な理由:会社に対して、退職の手続きをするため
退職届は用紙・封筒ともに100均で入手できます。具体的な商品を紹介していますので、退職届を安価に準備したい方はこちらの記事をご覧ください。
【社会保険給付金を自分で申請する手順4】健康保険を検討する
傷病手当金の受給とは直接関係ありませんが、検討するならこのタイミングです。
普通に退職すると国民健康保険にするしかありませんが、退職前に手続きすれば会社で利用している健康保険を継続することができます。
どちらもできることに違いはありません。安い方を選ぶため、しっかりと検討しましょう。
この手順が必要な理由:健康保険の支払いを少しでも安くするため
国民健康保険の検討方法
住んでいる市役所や区役所などで計算してくれます。相談しに行きましょう。けっこう高いです。私もびっくりしました。
ただ、減免制度と言うものがあり、条件が合えばいくらかは減額してくれます。私の住む自治体では、「傷病手当金の受給者は減免の対象」となっていたのでとても助かりました。
また、料金は毎年計算されますので、傷病手当金で生活していると安くなっていきます。
任意継続の検討方法
基本的に、毎月天引きされていた金額の倍になります。給料明細を確認しましょう。
なぜ倍になるかというと、会社が保険料を半分負担してくれていたからです。あなたがその半分を引き受ける形での継続となります。
また、退職してから2年間は保険料が変更されません。先の見通しは立ちやすいですが、元々の給料が高いと支払額も高額になるので注意が必要です。
どちらが安いか検討し、安い方の手続きを進める
私は任意継続ではなく国民健康保険にしました。ひと月あたり2万円ほど安かったのです。
国民健康保険に切り替える場合、会社が発行する「健康保険資格喪失証明書」が必要です。急いで発行してもらえるようにお願いしましょう。そのためにも早めの検討がおすすめです。
任意継続を選択した場合でも、傷病手当金を受給しているなら途中で国民健康保険が安くなる可能性が高いです。1月〜3月になればもう一度検討しましょう。
また、国民健康保険を選択した場合は、古い健康保険証の写真もしくはコピーを必ず取りましょう。今後の申請でその番号などが必須になってきます。
【社会保険給付金を自分で申請する手順5】退職日当日に休む
傷病手当金を受給するには以下2つの条件を満たす必要があります。
社会保険料とは、給料から天引きで抜かれている保険料のことです。つまり、1年以上雇用されていた方なら問題なくクリアしています。
問題は「退職日の時点で傷病手当金を受ける条件を満たしている」のほうです。傷病手当金を受ける条件は以下の4つで、これらすべてを退職日に満たしている必要があります。
端的にいえば、当日は必ず休まなければならないのです。
「無給になるかもしれない」と不安がる必要はありません。なぜなら、退職日当日分の傷病手当金が支給される可能性があるからです。
それでも「引き継ぎが気になる」と言うあなた。引き継ぎをしないと困るのは会社であってあなたではありません。積極的に促さなかった会社が悪いので、退職日当日は無視して休んでしまいましょう。
この手順が必要な理由:退職後に傷病手当金を受け取るための条件だから
【社会保険給付金を自分で申請する手順6】会社に申請書をもらう
ここが2つ目の大きなハードル。会社に連絡して、記入・押印された申請用紙を送ってもらうようにお願いしましょう。あなたと医師が記入する白紙の申請用紙も一緒に送ってもらう必要があります。
ここがハードルである理由は、傷病手当金の申請には会社の協力が必要なのに、会社に拒否される可能性があるからです。
理由は様々ですが、考えられるのは「忙しすぎて、仕事が増えるのを嫌がる」「傷病手当金のことを知らず、お金がかかると勘違いしている」と言うあたりでしょう。
もしも会社が申請書の記入を嫌がるようなら、こちらの記事を参考にしてください。
実際にここで断られて受給できなかった方もいらっしゃいますので、会社への連絡の方法や内容は慎重にまとめなければいけません。
ここもコンシェルジュが力を発揮する場面。会社へ連絡する文章のほとんどを考えてくれますので、あなたが必要以上に頭を悩ませる必要はありません。
この手順が必要な理由:いつまで在籍していて、いつまで報酬があったかを会社が証明
「不安だ」と思ったら、サポートしてもらって退職すると安心
ここまで、ところどころに「コンシェルジュ」と言う単語が出てきたかと思います。彼らは「退職コンシェルジュ」と言って、傷病手当金と雇用保険の受給を助けてくれるサポートのプロです。
あなたがここまで読んで「難しい」「自信がない」と感じたなら、彼らのサポートを受けるのがおすすめ。
他のサイトや公式ホームページにはありませんが、私のリンクからなら2.5万円のキャッシュバックがあります。
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ただし、リンク先にキャッシュバックを約束する文章はありません。そこは私も不満ですが、ちゃんと運営者と約束していますので安心して進んでください。
「退職コンシェルジュが具体的に何をしてくれるか」についてはこちらの記事で体験談を書いています。ご参考になると思いますので、こちらもぜひお読みください。
退職するまでに3つのハードルを超えて傷病手当金をもらおう
傷病手当金は、あなただけの手続きで受給できるものではありません。
あなたと、会社と、医師と、保険協会と。この4者が適切に手続きをして初めて支給が始まります。
つまり、あなた以外の方にもあなたのために動いてもらわないといけないのです。そういう意味で、3つの大きなハードルがあります。
私はコンシェルジュのサポートを受けていましたので、この3つで手間取ることはありませんでした。
この記事ではここまで。手順は全部で13ありますので、後半は7つの手順が残っています。記事の後半はこちらへ。
ぜひ後半の記事もお読みいただき、仕事を辞めてゆっくりと休む時間を楽しんでください。
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