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退職前の有給消化の言い方は?円満に取得するための3つの事前準備

退職を決めたら

今まで残していた有給休暇は、退職前にすべて消化したいですよね。しかし、どのような言い方をすれば、揉めることなく有給消化ができるのでしょうか?

有給について上司から確認してくれれば相談しやすいですが、有給を使わせたくないと考えている上司もいます。あなたの場合、以下のような悩みはありませんか?

退職前の有給消化に関するよくある悩み
  • 上司に有給の話をしづらい
  • 有給消化ができれば、半月以上休める
  • 先に辞めた先輩が有給を消化できずに退職していた

有給を上司に希望する時の言い方が分からず、困っている方はあなただけではありません。

有給は会社で働くすべての人が持つ権利です。そのため、退職前に有給消化を希望することはなんの問題もありません。しかし、円満に気持ちよく有給を消化するためには工夫が必要です。

この記事では、退職前の有給消化をお願いする言い方や有給取得するタイミング、有休消化を拒否された時の対処法について紹介します。

この記事の内容
  • 退職前の有給消化をお願いする言い方
  • 有給取得するタイミング
  • 有休消化を拒否された時の対処法

私が会社を退職した際は、退職月に付与された11日分の有給をすべて消化して退職しました。上司に伝えた時の言い方や事前準備についても紹介するので、有給を使い切れずに損をしたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

2023年3月から、会社での人間関係に悩み、退職に向けてWebライター業をスタートしました。
悩みを抱える人々に少しでも勇気を与えられるように、日々学びを深めています。
主にIT・マーケティング・不動産に関する記事を執筆しています。

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退職前に円満に有給消化するためには言い方が大切!

画像:https://www.pakutaso.com/20200511122post-27227.html

有給は従業員がもつ当然の権利であり、有給を残したまま辞めるということは、その日数分無償で労働をしたのと同じです。

しかし、「有給を使わせたくない」と考えている悪質な会社もあり、上司から有給消化の話が一切出ない場合があります。でも、せっかくなら有給を消化をしたうえで円満に退職したいですよね。

私自身も退職した経験があり、残っていた11日分の有給をすべて消化してから退職しました。円満に有休を消化するために、私が意識したのは以下の3つです。

有給を消化するために私が意識したこと
  • 有給を全て使いたいと明確に伝える
  • 引き継ぎにかかる時間を可視化する
  • 後任が迷わないような資料を作成する

具体的には「引継ぎを〇日までに完了させてから、有給を消化したい」という言い方をしました。ただ自分の希望を伝えるだけではなく、退職した後に上司や後任者が困らないように意識したのです。

退職する最後の日まで、あなたは従業員です。自分の事だけではなく会社のことも考えているということを、上司に伝えられるような言い方を意識してみてくださいね。

スムーズな言い方をするために!円満な有給消化に必要な3STEP

画像:https://www.pakutaso.com/20220105017post-38454.html

有給消化にあまり積極的ではない上司には、有給についての相談がしづらいですよね。特に過去に断られている人を見たことがある場合は、なおさら気が重くなります。ここでは、円満に有給消化をするための3つの手順を詳しく解説します。

円満に有給消化するための3STEP
  • 残りの有給日数を確認しよう
  • 引継ぎのスケジュールを立てよう
  • 丁寧に引継ぎしよう

上司に有給消化の希望を伝える前に、引継ぎの準備やスケジュールを立てておくと、自信を持って希望を伝えられます。円満に気持ちよく有給を消化するためにも、3つのSTEPを順番に進めていきましょう。

残りの有給日数を確認しよう

まずはじめに、あなたの残りの有給日数を確認してみましょう。転職活動で有給を使用していて、思っていたよりも残っていない場合があります。

また、有給付与日も重要です。確認時には残り少なくなっていても、退職月に有給が付与されて、使い切れずに退職になってしまったという状況に注意しましょう。

有給の他にも特別休暇制度を使える会社があります。就業規則を確認して、あなたが使用できる休暇が何日あるかを確認してみましょう。

引継ぎのスケジュールを立てよう

退職する際は、後任者にあなたの業務を引き継ぐ必要があります。引き継ぐ業務によっては、すぐに完了するものや時間がかかるものなどさまざまです。

そのため、引き継ぐ必要がある業務を書き出し、それぞれの引継ぎにどれくらいの時間や日数がかかるのかを洗い出しましょう。引継ぎには、後任者のスケジュールや引継ぎ資料の作成時間も考慮する必要があります。

引継ぎのスケジュールがある程度立てられたら、上司に有給消化の希望と引継ぎが問題なく完了する旨を伝えましょう。

丁寧に引継ぎしよう

事前に立てたスケジュール通りに、引継ぎを行います。退職後に上司や後任者が困らないように、丁寧に引継ぎを行いましょう。また、口頭では伝えきれない内容は、資料を作ったり、作業内容を画面録画しておくと退職後でも困りません。

また、使用していたデスクやロッカーなども、次に使う人のために綺麗に掃除しておくようにしましょう。社員証や名札、制服やパソコンなどの返却が必要な物については、どのように・誰に返却するのかも確認しておくと退職日にも安心です。

退職前の有給消化のタイミングは引継ぎのスケジュールに合わせよう

画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/24159690&title=%E6%9C%89%E7%B5%A6%E4%BC%91%E6%9A%87%E5%B1%8A%E3%81%A8%E3%83%9A%E3%83%B3

有給消化といえば、最終出勤日の後に休暇をとることをイメージするかもしれません。しかし、退職前の有給消化のタイミングには、主に以下の3つがあります。

有給消化のタイミング
  • 最終出勤日の後
  • 最終出勤日の前
  • 引継ぎ前後で分ける

引継ぎの状況や後任者の着任日によっては、最終出勤日の後にまとめて有給を消化できない場合もあります。あなたの職場の状況に合わせて、有給を取得しましょう。

最終出勤日の後

退職前の有給消化というと、最終出勤日の後にまとめて休暇を取ることが一般的です。最終出勤日を過ぎれば、会社に出勤する必要がなくなるので、転職の準備や長期休暇を満喫できます。

有給消化中であっても、退職日を迎えるまでは会社に在籍しているままなので、健康保険証は使えます。体調に不安を感じている場合は、有給期間中に身体を整えるようにしましょう。

退職日は従業員が会社に籍を置く最終日であり、この日に雇用関係が終了します。これに対し、最終出勤日は退職する従業員が実際に職場に出勤する最後の日です。そのため、退職日と最終出勤日が同日であるとは限りません。

最終出勤日の前

最終出勤日の前に有給を取得すると、長期休暇のあと1日だけ出勤することになります。ただし、有給消化後にも出勤日があるからといって、引継ぎが完了する前に有給を取得しないようにしましょう。

特に有給が多い場合は、長期で休暇を取ることになります。中途半端に引継ぎをしていると、休暇中に確認の連絡が来たり、取引先からクレームの電話が掛かってくる可能性があります。

最終出勤日の前に引継ぎを完了させ、最終日は片付けや挨拶回りだけにすることが理想的です。

引継ぎ前後で分ける

後任者が着任するのが最終出勤日の直前である場合など、引継ぎの状況によっては有給消化をまとめて取ることが難しい場合があります。

可能であればまとまった休暇を取りたいものですが、有給を残して退職するよりも「分けて休む」という選択肢を検討しましょう。

1日休むことも難しそうであれば、半休を取って有給消化をするという方法もあります。有給を残したまま退職するのが最もなので、退職日までの休めそうなタイミングで少しずつ消化していくようにしましょう。

退職前の有給消化を拒否された時の対処法

画像:https://www.pakutaso.com/20190715204post-21794.html

引継ぎスケジュールを立て、退職後も問題なく仕事が進むような配慮をしたのに、有給消化を拒否される場合があります。もし、退職前の有給消化を不当に拒否された場合は、以下の手順で対処しましょう。

有給消化を拒否された時に対処する手順
  1. 証拠集め
  2. 担当部署や労働組合へ相談
  3. 労働基準監督署へ相談
  4. 強制的に取得

円満に有給消化がしたくても、会社や上司が耳を傾けてくれない場合は、強制的に有給消化する方法に切り替えましょう。あなたの権利を奪おうとする上司や会社に対して、あなたが気をつかったり、遠慮する必要はありません。

以下の記事で、強制的に有給消化をするための方法を詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

退職前の有給消化は、会社の未来を気遣った言い方で伝えよう!

画像:https://www.pakutaso.com/20240155029pc-69.html

退職前の有給消化を上司に相談する前に、引継ぎ計画を立てましょう。その上で、スケジュールや有休消化開始日について上司に相談すると、スムーズにあなたの希望を伝えられます。

退職前の有給を円満に消化するには、退職後の会社の未来を気遣っていることが伝わる言い方が大切です。

あなたが今まで携わってきた業務を後任者にしっかりと引継ぎ、円満に有給をすべて使い切って、すっきりした気持ちで退職しましょう。

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