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ハローワークで手続きしてから失業手当が入金されるまでの日数

ハローワークで手続きしてから失業手当が入金されるまでの日数
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ハローワークで求職の手続きを済ませると、いよいよ手当が入金されるまでの日数が確定します。

この記事では手当が入金されるまでの具体的な日数を、雇用保険受給者資格証のどの部分を見ればよいか解説しつつ、以下の要素についてまとめます。

手当が入金されるまでの概算日数
  • 待期(7日)
  • 給付制限(なし/30日/90日)
  • 認定日(手続き後約1ヶ月)
  • 初回入金(認定日の約1週間後)

合計すると通常の方の場合、手続き後40日程度で最初の入金がある見込みです。とは言えそうでないケースもありますから、この記事を最後までしっかりお読みください。

この記事を書いた人
金魚

上司からのいじめ。挨拶しても無視されて、挨拶がないと怒鳴られて。そんな生活が嫌で無職になった氷河期世代。
2022年秋に仕事を辞めて、2023年夏まで受給しました。今は沖縄で再就職しています。
退職コンシェルジュのおかげでほぼ1年休みました。とても大切な、価値観の変わる1年でした。
働かなくても毎月もらえる給付金。興味ある方はぜひご相談ください。公式LINEで相談受け付けています
。https://lin.ee/eDXy7XZ

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失業手当が入金されるまでの流れ

失業手当の金額は、大まかに以下のような流れで入金されます。

失業手当が銀行口座に振り込まれるまでの流れ
  1. 受給権が発生する
  2. 受給権が認定される
  3. 認定された日数分入金される


1.で得られる受給権とは、理解しやすくするために当サイトが独自に作った造語です。給付が始まったあと失業状態だった日に対して発生するもので、いくつかの条件が揃わなければ発生しません。

2.で行われる認定とは、受給者が失業状態かどうか判断するもので、ハローワークが定期的に行います。

3.で入金される手当の額は、1.で受給権が発生した日数のうち2.で認定された日数を、後述する基本手当日額と掛け算した額です。

受給権が発生しただけでは入金されない点をご理解いただいたうえで、ここから先をお読みください。

待期(7日)

ハローワークで求職手続きをしたその日を含めて7日間は受給権が発生しません。この期間を一般に「待機期間」と呼びますが「待期」が正しい名称です。

どのような方であっても、この7日間だけは受給権が発生しないルールになっています。

また、待期の期間に働くと働いた日数分だけ待期が延長されます。受給が遅れてしまうので、待期中はアルバイト等をしないよう気をつけましょう。

待期中にお金を作る現実的な方法をこちらで紹介しています。ぜひご覧ください。

待期中に注意すべきこと:待機中にバイトしてはいけない

給付制限(なし/30日/90日)

給付制限とは、待期の7日間が終わったあと一定期間受給権が発生しない期間です。給付制限がない方もいらっしゃいます。

給付制限のない方は待期が終わった翌日から、1ヶ月の給付制限がある方は待期が終わった30日後から1日ごとに手当を受給権が発生します。

給付制限があるのかないのか、あるとすれば何日あるのかは、雇用保険受給者資格証の「15 給付制限」を確認してください。

給付制限には「(記載なし)」「30(日)」「90(日)」の3種類があり、分類される理由は以下の通りです。

給付制限の種類3つ
  • なし:会社都合退職
  • 30日:一般の自己都合退職
  • 90日:過去5年間で3回目以降の自己都合退職

もし会社都合だと思っているにもかかわらず給付制限があるなら、それは自己都合に分類されています。

不服申し立てすることで会社都合に変更できる可能性がありますので、こちらの記事を参考にハローワークで相談しましょう。

なお給付制限中は待期と違い、働くことができます。こちらの記事を参考に「就職とみなされる条件」を避けつつ、アルバイトでお金を稼ぎましょう。

また、給付制限を短縮する方法や、公的な融資を受ける選択肢もあります。蓄えに余裕がない方はぜひこちらの記事をご覧ください。

給付制限中に注意すべきこと:バイトするなら「就職とみなされる条件」に気をつける

認定日(手続き後約1ヶ月)

認定日とは、認定日までの受給権が発生した1日ごとに「失業状態」だったかどうかを認定し、銀行口座へ振り込まれる金額を確定させる日です。

雇用保険受給者資格証の裏面に具体的な日付が記載されていますので、お持ちの方は確認してください。

認定日にハローワークへ行かない場合は全く入金されませんので、認定日だけは必ずハローワークへ行きましょう。

認定日に注意すべきこと:認定日だけは他の予定を入れない

初回入金(認定日の約1週間後)

認定日の概ね1週間後、認定された日数分の手当が指定した銀行口座に振り込まれます。

初回の入金は金額が少ないものです。これは受給権が満足に発生していないためで、2回目からは増えるケースが多いので安心してください。入金される金額は以下の式で計算できます。

基本手当日額×認定された日数=振込金額

「基本手当日額」は雇用保険受給者資格証の「19 基本手当日額」に1円単位まではっきりと明記されています。

こちらの記事に自動計算ツールを配置しています。趣旨が少しズレていますがお役に立つでしょう。ぜひご利用ください。

初回入金で注意すべきこと:金額が少なくてもがっかりしない

初回入金から最終入金まで

初回入金が終わると、以下の流れで認定日と入金が28日(4週間)間隔で繰り返されます。

初回入金後の流れ
  • 求職活動
  • 認定日
  • 入金

この繰り返しはあなたが就職するか、所定給付日数がなくなるまで続きます。

所定給付日数とは受給権が発生する上限となる日数で、雇用保険受給者資格証の「20 所定給付日数」に記載されています。

求職活動とは仕事を探す活動のうち、ハローワークの認めた活動のことを指します。ハローワークから詳細な資料が渡されていますので、そちらを確認しましょう。

もし途中で働いた場合、働いた日の受給権が発生せず、所定給付日数が後に回されます。つまり、軽く働きながら長期間受給し続けることが可能です。別の記事で説明していますので興味ある方はこちらもどうぞ。

手当を受給できるのは求職申込年月日から1年間です。もしその期間内に受給できず残ってしまう見込みの場合、受給期間延長の手続きをしなければなりません。1年以内に受給が完了するよう努めましょう。

初回入金から最終入金までで注意すべきこと:1年以内に受給完了できるよう努力する

再就職が決定した後に注意すべきこと

この記事ではここまで再就職について触れませんでしたが、再就職は突然決まるものです。退職前から退職後、受給完了後のどのタイミングで再就職が決まるかは活動してみなければわかりません。

注意すべきことは多々ありますが、当然ながら、再就職が決まったタイミングによって内容が変わります。

こちらの記事で5つの段階に分けて解説いたしますので、次の段階の話としてぜひお読みください。

失業手当が入金されるまでの日数は人それぞれ

画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/27859131

ハローワークで手続きしてから手当の全額を受給完了するまでをざっくりと解説いたしました。全体を理解しやすくなりますので、まずは以下の流れをご理解ください。

失業手当が銀行口座に振り込まれるまでの流れ
  1. 受給権が発生する
  2. 受給権が認定される
  3. 認定された日数分入金される

記事の前半は受給権が発生するまでの流れや条件についてを、後半は受給権が認定されてから受給が完了するまでをまとめています。

この記事があなたの不安を和らげる一助になりますよう、お祈りいたします。

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