行政書士試験の受験当日、持ち込み禁止のものを指摘されて失格だなんて絶対に避けたいですよね。
「スマートウォッチがNGなのはわかる」
「耳栓はOK?」
「行政書士試験研究センターのサイトを見てもよくわからない」
私も行政書士の試験勉強を始めて半年以上が経過し、そろそろ試験の持ち物が気になり始めたところです。
この記事は、行政書士試験研究センターのページ(https://gyosei-shiken.or.jp/doc/guide/guide.html)を参考にしながら、行政書士試験に持ち込み可能なもの・禁止のものをリストにしてまとめています。
せっかく頑張って勉強してきたのに持ち物で失敗しないよう、最後までお読みください。
行政書士試験の当日に必ず持参するもの・持ち込み可能なもの
行政書士試験の当日に持ち込まなければならないもののリストは以下の通りです。
- 受験票
- BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
- プラスチック消しゴム
- 上履きと下履きを入れる袋 ※1
- 大きめの透明なビニール袋 ※2
- めがね ※3
※1 試験会場によっては不要
※2 カバンやコートを直接床に置くことに抵抗がない方は不要
※3 受験票の顔写真と同じもの
次に、会場へ持ち込むことができるもののリストは以下の通りです。
- 腕時計又は懐中時計1個 ※4
- 鉛筆削り
- 蛍光ペンは複数可
- マスク
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 目薬
- 点鼻薬
- 膝掛けや座布団 ※5
※4 懐中時計は机上に置いて使用する場合のみ
※4 計算機能・通信機能等が付いている腕時計不可
※5 使用前に試験監督員の許可が必要
試験室内に時計があるとは限りません。時間はとても重要な要素ですから、何の機能もない、ただの時計を持ち込むようにしましょう。
試験中に机の上に置けるもの

試験時間中は、受験票、筆記具、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、蛍光ペン、腕時計(懐中時計を含む)、マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬及び点鼻薬以外を机の上に置くことは認めません。
引用:https://gyosei-shiken.or.jp/doc/guide/guide.html
法律文のよくないところは「読みやすさ」を一切考慮しないところです。どれだけ読みにくくとも絶対に「文章」の形を崩しません。
行政書士試験研究センターの文章もそれに準じて読みにくいので、上記の文章を箇条書きに書き換えておきます。
- 受験票
- 筆記具
- プラスチック消しゴム
- 鉛筆削り
- 蛍光ペン
- 腕時計(懐中時計を含む)
- マスク
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 目薬及び点鼻薬
会場に持ち込み可能なもののうち、机の上に置けるものです。上記以外のものは机に置かないようにし、可能ならば持っていかないようにしましょう。
スマホや上着は要注意!条件付きで持ち込めるもの
持ち込み可能ではないとはいえ、スマートフォンや防寒着、カバンなどを持たずに会場へ向かうのはどうしても無理があります。
ここでは持ち込みを禁止されてはいないが要注意なものと、試験中に使用が禁止されているものを箇条書きでまとめます。注意事項がありますので、ざっと確認しましょう。
持ち込みを禁止されてはいないが要注意なもの
持ち込みを禁止されてはいないが要注意なもの、言い換えれば、ほとんどの方は持ち込むであろうけれど注意が必要なものはこちらの2点です。
- 携帯電話・スマホ・スマートウォッチ等 ※6
- カバンや衣類(コート類) ※7
※6 音やバイブが鳴ったら失格
※7 床に直接置く。抵抗あるなら透明なビニール袋を自身で用意
スマホ類は失格に直結します。試験が始まる前に必ず電源を切っておきましょう。
原則使用禁止だが例外可能なもの
原則禁止されていますが、事情によっては使用できるものもあります。
- 帽子 ※8
- 飲食物 ※9
※8 フードも禁止
※8 傷病等で帽子を着用する必要がある場合は例外可能、要相談
※9 薬の服用が必要な身体の機能に障がいのある方のみ水と薬が可能。要相談
「飲食物」に要注意。試験中は水やお茶を飲むことを禁じられます。トイレに立つことも禁じられるので逆にいいかもしれませんが、試験前には十分に水分を補給して臨みましょう。
例外のご相談は令和7年8月18日(月)までです。期間が短いので、該当する方はお急ぎください。
行政書士試験の当日に禁止されているもの・持ち込めないもの

ここまでとは逆に、まったく使用できないものや持ち込みできないものをまとめます。
試験で集中するためにも、一度ご覧ください。
試験中に使用が禁止されているもの
こちらは完全に使用禁止のものです。スマホ等は仕方ありませんが、その他のものはそもそも持って行かないようにしましょう。
- 砂消しゴム
- 耳栓
- 携帯電話・スマホ・スマートウォッチ等
- 計算機類
- 置時計
実は私、周囲で誰かが会話していると集中できないので試験中に耳栓を使いたかったのですが、禁止されているので諦めました。
行政書士試験の当日に持ち込めないもの
行政書士試験研究センターのページで、明文で「持ち込めない」とされているのが以下の2つです。
- キャリーケース等の大きな荷物
- 弁当等
なお「もの」ではありませんが、同伴者の入室も禁止されています。
時間に関する注意事項
試験の時間は全国一律で、午後1時から午後4時までの3時間です。したがって、試験前の準備時間や試験終了時についても明確に時間が定められています。
- 午前11時50分:入室開始
- 午後0時30分:受験上の注意事項の説明
- 午後1時00分:試験開始
- 午後1時30分〜午後3時30分:入退室禁止
- 午後3時30分:退室開始
- 午後4時00分:試験終了
入室開始から注意事項説明まで40分しかありません。できるだけ早い時間に到着できるよう努めましょう。
4.の入退室禁止時間に退室すると欠席とみなされます。回答がいくら早く終わっても、時間までは退室しないようにしてください。
行政書士の試験勉強に私が利用しているスクール
私は2025年11月の一発合格を目指し、2024年12月後半からフォーサイトを利用して勉強しています。
利用していて不安はまったく感じません。全幅の信頼を置いて勉強できています。もしスクールを検討されているなら、感想をお伝えしますのでぜひご連絡ください。
持ち込み可能なものを確認して心置きなく行政書士試験に臨もう

この記事では、行政書士試験の当日に持ち込み可能なものと不可能なものをはじめ、試験中机の上に置けるものや床に置かなければならないものなどを紹介しました。
行政書士試験研究センターのサイトをよく読めばわかるのですが、OKなものとNGなものがあちこちに散在していてわかりにくかったので、このページは私自身が参考にするために作りました。
同じ目標を持つどなたかのお役に立てば幸いです。
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